ボロ物件投資だとスピードが遅い?
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着実に資産形成できる
ボロ物件投資
ボロ物件投資だとスピードが遅い?
ボロ物件投資は、投資対象が築古物件であり初期投資額が少ないことから「スピードの遅い投資」と誤解されがちです。確かに、投資開始直後は家賃収入もそれほど多くないため、遅く感じるかもしれません。しかし、自己資金のみで投資を進めるので、2軒3軒と増やしていけば複利効果が高まります。つまり、ボロ物件投資は着実に投資拡大できて安定して資産形成できる投資なのです。
ここではボロ物件投資のスピード感、そしていつ投資を始めるべきなのかについて解説します。
ボロ物件投資は複利効果を利用したカメの投資です
「ボロ物件投資ではスピードが遅いのでは?」という質問をよくいただきます。確かに、ボロ物件投資は投資拡大のスピード遅いと思われがちです。しかし、もし脇田が一から改めて不動産投資をするとしても、やはりボロ物件投資を行います。それくらい、ボロ物件投資には魅力やメリットがあるのです。
ボロ物件投資が遅いと思われる理由として挙げられるのは初期投資額が少なく、毎月得られる収益が少ないことです。ではここでひとつ「ウサギとカメ」の童話をモチーフに例え話をしましょう。
ローンを使い多額の資金を投資するのは「ウサギ」です。一方、ボロ物件投資は手持ちの現金で投資を行う「カメ」となります。ウサギの投資は毎月高い収益を得られますが、ローンの返済に追われ歩みが途中で止まってしまう可能性があります。しかしカメのボロ物件投資では、家賃収入はすべて収益となり、それを即座に次の投資に回すことが可能です。
もうすでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ボロ物件投資は複利のパワーで着実に利益を積み上げ投資を拡大する手法となります。複利を利用した投資は短期的にはスピード感はないものの、長期運用であれば単利と比べてメリットが多い投資です。
投資スタイルや考え方は人それぞれ異なるため一概には言えませんが、中長期を見据えて安定して投資を拡大するならば、ボロ物件投資は最もスピード感ある投資といえるのではないでしょうか。
ボロ物件投資を始めるタイミングについて
「ボロ物件投資はどのタイミングで始めるのが良い?」こんな質問も良くいただきます。脇田の答えとしては「その質問をしている今、その瞬間から始めましょう」です。
なぜボロ物件投資は早く始めた方が良いのでしょうか。その理由を以下にまとめます。
- ゼロから始める場合、ボロ物件投資に必要な知識や資金を蓄えるのに時間が必要であるため
- 物件を取得する時期が早ければ早いほど、資産形成できる期間を長くすることができるため
- 早い段階でたくさんの経験を積めることで、次のチャンスを逃さずに掴み取ることができるため
ここで少し、脇田自身のお話をさせてもらいます。私は2006年ごろにマイホームを建てました。その時に経験した図面引きや設備選びがとても楽しく、それがきっかけでリフォームに興味を持ち、不動産投資の世界へ飛び込もうと決意したのです。
その後、すぐに投資関連の書籍を何百冊と購入して読み込み、時間があればセミナーに参加し、1年半ほど勉強しました。そして十分に学んだなと感じ、実際に不動産投資を始めたのです。
今となって思えば、半年~1年でも十分だったかもしれませんが、「不動産投資への興味」が湧き出た瞬間に行動できた当時の自分は褒めてあげたいなと思います。
ボロ物件投資は決して焦って行うものではありません。しかし、投資をしたいと思ったその熱意を利用して学びを始めとした準備を始めることは、成功への第一歩です。「ボロ物件投資してみたいな、興味が湧いてきたな」と感じられましたら、ぜひいまから投資をスタートさせましょう。
不動産会社との人脈を作ることが大切です
物件購入の窓口となる不動産会社やその担当者さんとは、地道に継続的にコミュニケーションを重ね、信頼を深めることが大切です。
物件探し自体はネットだけでも行なえますが、間取りや利回りだけを見ても本当に良い物件なのか、自分に合っている物件なのかは知ることができません。しかし、不動産会社との人脈があれば、自分に合った物件を優先的に回してくれることがあります。
では具体的にどのように不動産会社と付き合っていけば良いのでしょうか。脇田の場合、最初は電話で問い合わせをし、担当者さんに物件へ興味があることと、「○○日に現地に伺います」と端的に伝えます。これが不動産会社と人脈を築く第一歩です。
「メールでの問い合わせではダメ?」という疑問もあるかもしれません。不動産会社は1件の物件に対し数百件の問い合わせ対応をしています。せっかく問い合わせても、数多くのメールに埋もれてしまい担当者さんの印象に残ることはほぼありません。そのため、メールでは人脈を築くきっかけにすらならないのです。
では、なぜ電話問い合わせだけでなく現地にまで行くのでしょうか。正直なところ、現地に行っても購入に値する物件がいきなり出てくることはほぼありません。そもそも、担当者さんはこちらの好みも投資に使える金額も知らないのですから当然です。現地に行く本当の理由、それは「担当者さんとつながる」ことにあります。
脇田の場合、物件案内が終わったら担当者さんを食事や喫茶店に誘います。担当者さんの人となりを深く知り、脇田についても知ってもらいたいからです。後日、「脇田」と名前を聞くだけで、好みの物件・動かせる資金・電話一本で動けるフットワークまで思い浮かべてくれれば、人脈づくりは大成功。担当者さんにとって脇田は顧客リストトップ3に入っているに違いありません。
もちろん初めは多くの顧客の中のひとりでしかありませんから、すぐに覚えてもらえることはほぼありません。しかし、誠意を持って継続して何度も会い、自分を売り込み認知されれば「この物件なら脇田さんに回そう」と思っていただけるようになるのではないでしょうか。
もちろん脇田のようにできる人ばかりではありません。人見知りで喫茶店に誘えないという方もいらっしゃることでしょう。しかし大切なのは、食事に誘って他愛もない話をすることではありません。自分の予算や好みを伝え、電話があればすぐに駆けつけられる、不動産会社にとって利益になる買主であることをアピールすること、これが人脈づくりでは大切なのです。ですから、別にコンビニで缶コーヒーを買って数分話すだけでもかまいません。結果的に投資家としての自分を担当者さんに知ってもらうことができれば、自然と良い物件が回ってくるようになり、投資拡大のスピードがより加速するようになるのです。
不動産投資で大切なのは人脈づくり。誠意を持って接し地道に継続することで、不動産会社にとって優良な顧客を目指しましょう。